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ブラシレスモータドライバの設計事例(回路ブロック編)

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コントローラブロック

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ブラシレスモータドライバの設計事例

(回路ブロック編)

コントローラブロック

コントローラブロック:MCU

MCDブロックは印加電流を制御して直接モータを駆動する機能を持ちます。特にブラシレスモータに於いてMCDブロックはモータの1回転の間の制御を行うと言い換えても良いでしょう。一方、今回のコントローラブロックはMCDを通じて間接的にモータを制御します。MCDが司る1回転の制御に対して速度制御など複数回転に対する制御、つまりより上位の制御を行います。今回はこのコントローラブロックを概説します。

このモータドライバシステム(PLD-100)の中で②のMCUコントローラは、ユーザ(外部)とのやり取りを行い、自己システム内の全体の運転動作と調停を行う 「頭脳」になる大切な機能回路です。

コントローラは、ハード部品としてはMCUを使用し、このMCUに専用ファームウエア(プログラム)を実装し構成します。

コントローラが司る機能

コントローラで制御する主な回路機能を下記に示します。

●ユーザからの外部制御指令・リアルタイム運転制御
●システム全体の調停と総合コントロール
●モータドライバの運転制御
・モータスタート、ストップ
・モータ回転方向(CW/CCW)
・ブレーキ制御の有無
・ユーザから回転指令値を受け取り、MCDへ指示
・モータ回転速度(FG)の計測を行い、速度帰還によるサーボ制御を行う
●温度センサ(モータサーミスタ含む)の監視と異常検知と安全停止制御
●PCなどの上位コントローラとのデータ通信
【関連ページ】 マイコン/4ビットマイコン